(1) 本年度のテーマ
  児童の体力向上と生活習慣の改善
(2)テーマの設定理由(児童の実態や状況等なども含む)
  児童の実態として、体力においては、スポーツテストの結果から、昨年度に比べ上がっ
 てきてはいるが、県の平均に比べるとまだ低く、上半身より下半身の力が弱めであること
 がわかった。生活習慣においては、幼稚園でも小学校でも、給食の中での好き嫌いが多
 く、睡眠時間も少なめで、特に休み明けの月曜日は元気がない様子であることがわかっ
 た。▼昨年度、体力の向上を図るためにいくつかの取組みを進めることができたが、生活
 習慣については思うようには進めることができなかった。そのため、今年度も継続して
 『児童の体力向上と生活習慣の改善』をテーマ設定し、正しい生活習慣を身につけさせ、
 体力の向上を図りながら、より健康な体づくりを目指すための話し合いを進めていくこと
 にした。

(3) 提案された方策・対策・対応(学校で、地域で、家庭で)
  ・下校後には遊ぶ場所が限られていたり、防犯面での心配もされたり、自由に遊べる環
 境が少ない。そのため、学校での授業の工夫や体を動かす機会を増やせないか。▼・子ど
 もたちに、競争する機会をつくることで、体力がさらに向上するのではないか。▼・個人
 の力だけでなく、みんなで団結して記録に挑戦する機会をもうけてはどうか。▼・親と子
 どもで生活習慣についての実態調査ふくめ、チェックカードのようなものを配ることで、
 家庭から生活習慣を見直すことができるのではないか。▼・畑仕事をもっと体験させるこ
 とで体力がつき、作物を育てて食べることが食育に繋がるのではないか。▼・上級生と下
 級生の親睦を兼ねて、校区内の名所を歩いて回るような企画に地域がかかわって行えたら
 いいのではないか。勉強しながら体力をつけられるのではないか。▼・学校行事の都合が
 付き、インフルエンザの流行等の心配がなければ、かけ足訓練を冬の間続けたらいいので
 はないか。無理なくできるなら強い体をつくれるのではないか。

(4) 実施した結果、反応、変化(途中経過も含む)
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  子どもたちがたくさんの時間、自由に遊べるように、拡大昼休みを取り入れた。普段は
 なかなか外遊びをしない児童にとっても、外に出る良い機会となり、学校へ行く意欲にも
 繋がった。また、低学年では教師や高学年の児童から遊びを教えてもらう姿が見られ、今
 後も続けていけると良い。学校ではしっかり遊ぶ児童も多いようだが、放課後の遊びはま
 だまだ少ないようである。▼ また二学期初めには、げんきもりもりカードを用いて、家
 庭から生活習慣の見直しが行える機会をつくった。低学年用と高学年用をつくることに
 よって、それぞれが段階に応じて、寝る時間や朝ごはんの内容などに意識を向けることが
 できていた。保護者にとっても、朝ごはんのバランスを意識し直す機会となった。毎日実
 施することはなかなか難しいが、せめて土日だけでも続けていきたいという意見もあっ
 た。実施した時期も、夏休み明けだったということで体のスイッチを入れるきっかけにも
 なったが、スイッチが入りにくいタイミングだからこそ、この取組に難しく思う児童もい
 た。時期についての検討はしていく必要があるが、定期的に取り組むことが、規則正しい
 生活習慣が定着していくと考えられる。▼ 健康面では、健康委員会の児童たちが、自分
 たちで健康に気をつけられるように働きかける「健康4点セット」のチェックを行った。
 ハンカチ、ティッシュ、歯ブラシ、マスクがすべてそろっているとシールを貼ってもらえ
 るということで、どの学年においても意欲付けになった。二学期末から始めたが、続ける
 ことで4点セットを持ってくることが広がることに期待したい。▼ 子どもまつりでは
 、いろいろなスポーツに親しむ一つの機会として、昨年度からグランドゴルフを取り入れ
 た。
   しかし、パターが長すぎて子どもたちが扱いにくい様子が見られた。そこで、地域の
 方の働きかけにより子どもたちに合った短いパターを市体育協会でそろえていただくこと
 ができた。そのため、今年度も子どもまつりにおいてグランドゴルフをよりよい形で楽し
 むことができた。

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(5) 来年度に向けての残された課題(継続も)及び 来年度取り組むべきテーマ
  今年度、積極的に新たな取組を行った結果、少しずつではあるが健康について気にとめ
 る様子が見られたり、拡大昼休みを楽しみにし、運動に親しむ様子が見られたりした。来
 年度も続け、定着を図ることでさらに成果が期待できる。そのため、子どもたちが自分た
 ちの健康について意識できる機会をどのように増やすかなども含め、来年度もコミュニ
 ティ会議で意見交流をし、改善を重ねながら定着させていきたい。