平成27年度「学校・地域パートナーシップ事業」実施報告書

1 学校、地域、児童生徒の実態
  本校は、二上山の麓、香芝市の南部に位置し、創立39年を迎える学校である。児童数
 は、約400名の中規模校である。開校以来、体力づくりに重点を置き、研究や実践を積
 み重ねてきた。
  古くからこの地域に暮らす人が多いが、マンションや小規模住宅開発等により、新住民
 も多い。地域や保護者は、学校にとても協力的であり、以前から見守り活動やボランティ
 ア活動に参加してくださっている。
  本校では異学年集団の縦割りグループを編成し、掃除や外遊び等の様々な活動を行って
 いる。そのため児童は学年の枠を越えてつながりをもち、仲良く生活している。

2 児童生徒の課題
  ともすれば人間関係が希薄になりやすい現代において、本校の児童についても、自分の
 思 いを相手に伝えたり、相手の気持ちを推し量ったりすることに弱さを感じている。児
 童のコミュニケーション力を高めていくことが大切であると考えている。

3 基本コンセプト(取組のねらいや考え方など)

  本校の学校教育目標「自ら学び 心豊かに たくましく生きる子どもの育成」を具現化
 するための具体的な努力目標として、「元気よくあいさつのできる子」を第一に挙げてい
 る。学校はもちろん、家庭や地域においても気持ちのよいあいさつをするためには、子ど
 もと子ども、子どもと家庭、子どもと地域をつなぎ、交流を深めていくことが大切であ
 る。そのために学校が核となって、子どもと地域をつなげる活動の充実を図っていかなけ
 ればならない。それが、家庭・地域の信頼をさらに得ることにつながっていくと確信して
 いる。地域の各関係機関との連携を密にしながら活動を積み上げてきたい。

4 課題解決に向けた具体の取組

○老人会との交流
  校区内5つの老人会から約30名の方に来ていただき、1年生に昔の遊びを教えていた
 だいた。コマ回しやあやとり、お手玉等の昔の遊びを通して世代を超えた交流をもつこと
 ができた。

○お話会の開催
  読み聞かせボランティアにより毎週火曜日にお話会を開いている。絵本の読み聞かせば
 かりでなく、紙芝居や腹話術人形等、工夫をこらしたお話で、児童は楽しみながら読書へ
 の関心・意欲を高めることができた。

○絵本の広場
  市民図書館や図書ボランティアの方々の協力を得て、多目的教室にたくさんの絵本を展
 示し、自由に読める場を設定した。児童は思い思いのスタイルで、友達やボランティアの
 方、先生方と一冊の絵本を読み合った。本年度はオープンスクールで実施したので、児童
 と保護者や地域の方々との様々な交流が生まれ、児童のコミュニケーション力の育成につ
 ながった。

○学習支援ボランティア
  本校では、従前から学生ボランティアによる学習支援を行っているが、それに加えて自
 治会を通して地域にボランティアを募集し、書道や家庭科の実習の学習支援に来ていただ
 いている。裁縫や調理の実習において個別に教えていただくことで、よりきめ細やかな支
 援ができた。

○二上登山への保護者・地域の方々の参加
  本校の伝統行事である耐寒二上登山を実施するに当たり、保護者だけでなく、本年度は
 自治会の協力を得て地域の方々にも参加を呼び掛けた。そして26名の参加を得て、声掛
 けをしながら一緒に登っていただいた。縦割りグループで二上山雌岳を目指す中で、互い
 に励まし合い支え合う姿が見られた。子どもと子ども、子どもと保護者や地域の方々との
 つながりがより一層深まった。

5 「学校コミュニティ協議会」について
(1)組織の概要について
   ・学校の主担当者名及び職名   教頭 渡部 浩行
   ・地域コーディネーターの人数… 1人
   ・地域ボランティアの登録者数… 約100人
   ・開催時期及び開催回数  6月26日 12月2日 3月23日   3回
   ・構成メンバー及び人数 学校評議員・自治会長・老人会長・民生児童委員
    PTA・ボランティア代表・担当教職員 38名
(2)協議内容について
    意見交流によって、地域の人たちの思いや願いを直接聞くことができた。

6 保護者・地域への情報発信について
   ・学年便りや学級便りを発行して、保護者に児童の様子を紹介している。
   ・学校長が「三和小だより」を毎月発行している。写真等も交えながら学校の行事や
    児童の活動の様子を保護者に知らせている。さらに各自治会の掲示板や回覧板等を
    通して、地域の方々に情報を発信している。
   ・学校の行事や児童の様子を学校のホームページにも掲載し、多くの方々に見ていた
    だいている。
   ・年3回、学校新聞とPTA新聞を発行し、保護者だけではなく、日頃お世話になっ
    ているボランティアや地域の各団体の代表者に配布している。

7 取組の成果と課題
(1) 成果
    これまでも学校だよりやHP等によって学校から地域へ情報を発信してきたが、本
   年度、ボランティアを募集したところ、多くの方々から連絡をいただいた。子どもた
   ちと地域や保護者との交流を通して、つながりを深めていくことができた。
(2) 課題
   これまでの取組をより計画的、組織的に進め、さらに充実させていきたい。

≪放課後子ども教室≫
1 教室名      三和放課後子ども教室

2 対象学校区名   香芝市立三和小学校

3 活動場所     三和小学校図工室

4 活動日(平日・土曜・日曜)  水曜日

5 参加児童生徒数(登録数)     人

6 放課後子ども教室のスタッフ
  ・コーディネーターの人数…   1人
  ・学習アドバイザーの人数…    人
  ・安全管理サポーターの人数…   人

7 主な活動内容
(1)学習活動・宿題・工作
(2)スポーツ
     ・
(3)文化・芸術
     ・
(4)体験活動
     ・
     ・
(5)その他
     ・         
                      
8 取組の成果と課題
(1)成果
     ・様々な活動や体験を通して、自主性や責任感が芽生えてきた。
     ・異年齢・異世代での交流や活動を通して、大人への尊敬や年下の子どもへのい
      たわり、年上の子どもへのあこがれの気持ちを持つ機会になった。
(2)課題
     ・さらに活動を充実させるために人的・空間的な余裕があれ